【事後レポート】公益財団法人テクノエイド協会主催【介護ロボットメーカー連絡会議】の基調報告で「まごチャンネル」のチカクが登壇

スマートフォンアプリで撮影した動画や写真を実家のテレビに直接送信できる「まごチャンネル」を開発・販売している株式会社チカク(東京都渋谷区、代表取締役・梶原健司、以下「チカク」)は、福祉用具に関する調査研究及び開発等を行う公益財団法人テクノエイド協会が主催する「介護ロボットメーカー連絡会議」に招かれ、弊社パブリックセクター責任者・石井唯宏が「ICTを活用した高齢者の孤独・孤立対策~家族をつなぐ、地域をつなぐ『まごチャンネル』の事例~」と題し、基調報告を行いました。

「介護ロボットメーカー連絡会議」は、企業間等の情報共有や技術連携を通じて、介護ロボット開発のための新たなイノベーションの創出につなげていくことを目的に毎年開催しています。今年は7回目を迎え、介護ロボットメーカー等270名以上がオンラインで参加しました。
基調報告に登壇したチカクのパブリックセクター責任者の石井は、「まごチャンネル」のサービス紹介やチカクと自治体との取組み(※1)について説明した後で、「介護の現場において、今後ますますICTの利活用が加速していくものと思われ、高齢者DXの問題は切っても切り離せない。今の60-70代はスマホも使える方も多く、いずれデジタル・ディバイドが解消されるという話も耳にするが、本当にそうなのか?80代になると視力、聴力、学習能力等の身体的衰えが顕著になる。加えて、高齢者にはこれまで慣れ親しんできたものを使い続けるという特性もある。高齢者DXのためには個々の高齢者の生の声や感情に寄り添っていくことが重要」と話しました。
そして、最後に「デジタルテクノロジーが生活を支えるインフラのようになった今、デジタル・ディバイド対策は『福祉』の一環としてとらえていく必要がある。そうした『デジタルバリアフリー社会』の実現ために、弊社ができることを愚直に進めていきたい」と意気込みを語りました。
(※1)https://www.chikaku.co.jp/press/yRChhzYV

基調報告を行う株式会社チカク・パブリックセクター責任者・石井唯宏基調報告を行う株式会社チカク・パブリックセクター責任者・石井唯宏

また質疑応答では、参加者からの「将来的に『まごチャンネル』をどう活用していくのか」という質問に対して、石井は「『まごチャンネル』はUSB端子を搭載し、他のデバイスと連動することが可能な拡張性のあるデバイス。加えて、弊社の強みはUI/UXの設計にある。こうした強みを活かして、例えば”買い物難民”などといった社会課題に対して、弊社が貢献できることは数多くあると考えている」と述べました。

今後もチカクは“シニア・ファースト”を掲げ、高齢者DXを推進するAgeTech(エイジテック)企業として、高齢化社会の課題解決に貢献してまいります。

以上

■イベント概要

  • イベント名称:令和3年度 介護ロボットメーカー連絡会議
  • 日時:2021年6月21日(月)13時00分~16時40分
  • 場所:オンライン開催(Zoom)
  • 参加費:無料(事前登録制)
  • 主催:公益財団法人 テクノエイド協会
  • 基調報告事前公開資料:http://www.techno-aids.or.jp/robot/file03/2021-09shiryo.pdf

■公益財団法人テクノエイド協会
全国唯一の福祉用具に関する公益的ナショナルセンターとして、1987年に設立。福祉用具の開発推進並びに普及促進、福祉用具関係技能者及び認定補聴器技能者の養成・研修、義肢装具士の国家試験等、障害者や高齢者のための科学技術等を応用した福祉用具に関わる各種の事業活動を行っている。

■登壇者プロフィール
石井唯宏
株式会社チカク パブリックセクター責任者/パブリックリレーションズ責任者
中央大学法学部卒。戦略系PR会社、東証一部上場企業等で広報業務に従事後、2019年11月に株式会社チカクにパブリックリレーションズ責任者として参画。現在は、パブリックセクター責任者も兼務し、自治体等の公的機関とのビジネスをリードしている。

■株式会社チカク(まごチャンネル)
チカクは“シニア・ファースト”を掲げ、高齢者DXを推進するAgeTech(エイジテック)企業です。第一弾プロジェクトとして、スマートフォンアプリで撮影した動画や写真を実家のテレビに直接送信し、テレビの大画面とスピーカーを通してインターネットやスマートフォンの利用が苦手なシニア世代でも孫と一緒に暮らしているかのような疑似体験ができる「まごチャンネル」を開発・販売しています。
株式会社チカク:https://www.chikaku.co.jp/
まごチャンネル:https://www.mago-ch.com/

PR TIMESより 
メディアスペース編集部